耳鼻科の病気
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顔面神経マヒ
顔面神経は脳神経のひとつで、脳から耳の中を通って顔に通じており、顔の表情や涙、唾液の分泌、味覚などをつかさどっています。この神経が麻痺すると、眼が閉じにくくなる、口から水がこぼれる、顔の片側の表情が麻痺するといった症状が出ます。
一番多いのがベル麻痺といわれるもので、過労やストレス、冷たい風にあたることなどがきっかけになるといわれていますが、近年は単純ヘルペス(口内炎などを引き起こすもの)が原因であることが明らかになってきました。同じ群のウィルスで水痘帯状疱疹ウィルスでもおこることもあります。この場合は「ハント症候群」と呼ばれ、耳の周辺に帯状疱疹が出来て、耳痛や難聴、ふらつきを伴うこともあります。その他、中耳炎や顔の怪我なども原因になります。
この病気には早期の治療開始が必要です。ステロイドホルモンと抗ウィルス薬、ビタミン剤、血流を良くする薬を使います。神経の腫れは、発症してから数日後がピークになりますので、治療を初めても数日は悪くなることがあります。
発症直後は冷たい風にあたったり、顔を強くこすったりせず、極力刺激を与えないようにしましよう。1週間くらいすると神経の腫れが引いてきますので、鏡を見ながらマッサージと表情運動の訓練をします。
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